ベーシックインカム(BI)を否定する人は今まで生活保護をバカにしていた単能ばかりな件について
生活保護制度のヘイトは昔から高く、日本社会では「自立できていないお荷物」とレッテルをはられています。
本来、何らかの原因で生活保護を受けざるを得ないくらい生活に困窮している(病気や障害、働くことができない)人が常にバッシングを受け続けているという思いやりの「お」の字もない状態になっています。
そもそも、直近10年の生活保護受給者バッシングはある芸能人の家族が生活保護を受けているのにもかかわらず、扶養義務を怠っていたことが発端だと感じています。
それ以前も制度に対してのヘイトは強く、生活保護制度が困窮者へのセーフティネットであることが認知されていないところが大きな問題でした。
だから、生活保護を受けることは「税金を使って、タダ飯を食わせている」という認識が潜在としてある中で、数で言うと相当少ない(2015年不正受給件数43,938件÷2015年度世帯数163万×100=2.6% )不正受給の問題がメディアの悪質にクローズアップされてしまったおかげでセーフティーネットという本質が薄れてしまいました。
一方、最近急にメディアでも話題になり始めたベーシックインカム(BI)ですが、世論を見ていると否定的な意見が多く、正直「なんで?」って思ってしまうことが多々あります。
このブログでもベーシックインカムについては考えてきました。
ざっとこんな感じでしょうか。このブログでもホットな話題としてたびたび書いていました。
ベーシックインカムをバッシング、否定するロジックの大半は「タダ飯は許さない」という「働かざる者食うべからず」というAI化時代がすでに到来している中ですでに陳腐化している印象を受ける過去の思考に囚われているのがほとんどです。
このロジック、生活保護バッシングのときと全く同じですよね?
生活保護バッシングやベーシックインカム論バッシングしている人の正体は相手への思いやりがない働くことしか生きがいを感じていない無能者であると私は考えています。
生活保護の実態はたびたびメディアの餌食になり、偏見的な報道しかないように見られます。そうした偏見報道の所為かなかなか事例や実態がわからないように感じます。
生活保護の事例を元にわかりやすい内容になっているのが、以下のマンガです。