ぼさとの定規

元書店員ぼさとが社会のこと、書店のことなど、思ったことを書いていきたいと思います。

雇用対策として日本にもベーシックインカムがほしい。ニートも高齢者も主婦もサラリーマンもみんな幸せになれるのになぁ

 

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2017年1月1日より、フィンランドベーシックインカム導入試験が開始しました。この社会実験は失業者2,000人に対して約7万円を無条件で支給するそうです。この実験は2年間続けられるようです。

なぜ失業者のみに支給されるかというと、本来、失業すると生活をするために早急に次の仕事を見つけなくちゃならないのと、どうしても収入が低い職業には人が集まらない状態になりますが、ベーシックインカムである程度生活費を補てんすることで、ゆっくり職業を選択することができますし、低い給料の職業に就いても経済的な余裕ができるので、定着率がよくなるという予測からだそうです。

 

前回、ベーシックインカムについて踏みこんだ解説がなかったので、今回はベーシックインカムがもし導入されたら、どのように世の中の価値観が変わっていくかを予測してみたいと思います。

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ざっと思いついただけでもこのくらいメリットが見えてきます。この制度がすごいところは貧困が解決されることにより諸問題が解決できるところです。そもそも社会に潜む問題はお金が平等にいきわたっていないから問題が発生しているといっても過言ではないのでこれで解決ですね。

また、これまでの「同一主義」や「同調圧力」など日本独特の気の回し方やエリート思考(一流大学を出て、一流企業へなど)、人生のレールを外れたらもうまともな暮らしができない(大学を中退、転職を繰り返しているなど)日本の閉鎖的な思考も解消されるかもしれません。

さらに、経済的自由があるということは今度は時間を重視するようになります。今まで長時間労働で拘束している働き方も自然と淘汰されるようになるでしょう。充実した時間を過ごすほうに重きをおくようになるので、こうした長時間の拘束は反発を生みます。

特に5番の項目については今の日本に必要なことだと思います。経済が回り豊かになれば、文化やサービスがもっと磨かれ、素晴らしいものになるでしょう。

ただ、財源をどうするかって話ですが、それは霞が関での仕事なので今回は割愛します。

それでは、今回もこれでお開きです。

 

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