ぼさとの定規

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【携帯3社行政指導へ】「8日以内なら違約金なしで解約することができる」らしいけど、裏ルールで残していたほうがいいのではと思った。

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www.sankei.com


携帯電話契約の際に、私自身は説明不足と感じたことは正直ありません。しかし、世間では携帯電話契約の際にわかりずらいと感じる人は多いようです。
ぱっとニュースの見出しを見たとき、なぜ行政指導が入ってしまうのだろうと思っていたら、大手三社が有利になるように契約書に書かれている内容を説明していなかったということです。

実際、どのようなことかというと、今回の場合は「8日以内なら違約金なしで解約することができる」ことや「2年縛りの拘束期間契約」であることの説明が不十分だったことが大きな問題だったようです。

覆面調査で店員の説明がガイドライン通りに説明されているかをチェックした際に判明したということで、確かに契約書に小さく書かれている重要な内容を説明していないのは行政指導になってしまっても仕方ないよなって感想です。

詳細については下記記事でも紹介されていました。

rocketnews24.com

最大の問題は「8日以内なら違約金なしで解約することが可能」ということが8割のショップで説明されていないことから、世間での認知度の低さにあると思います。

しかし、説明しないことに関しては大手三社も悪質ととらえようと思えば悪質に思えますが、契約書に目を通していないのにも問題あるように思えます。これが詐欺のように契約書に記載されていないことをされた場合や記載されているものの、それを逆手にとって不利益を被る場合は詐欺になりますが、別業界でも契約書の詳細について説明しているのはざっとした感じであるため、大切なところだけの簡略化した説明になっているかと思います。

今回は市場の原理から言って、正直「言わなくてもいいことを伝えなかった」にすぎないのではないのでしょうか。

逆に「8日以内なら違約金なしで解約することが可能」これを説明してしまうと、クレームの温床になる可能性もあります。ただでさえ、通信機器業界は説明してもユーザーが理解できずにクレームに発展するリスクが高い業界だと思います。

例えば、電波は良好で店側の説明に不備がなかったのにも関わらず、重箱の隅を楊枝でほじくるようにあれこれが悪かったばかり言ってくる、言いがかりに近いクレーマーが発生する可能性だって十分あります。

それを防ぐために大手三社はあえて説明せず、本当に困った人の救済処置としてこの規定を裏ルール的にしているのかもしれないと私は思いました。

こうした契約の場合、顧客側が面倒くさがって説明を流したくせに「聞いてない」と怒り狂う場合があるかと思います。

私はこれは裏ルールのままでもよかったのではないかと思ってしまいました。

それでは今回もこれでお開きです。

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