ぼさとの定規

元書店員ぼさとが社会のこと、書店のことなど、思ったことを書いていきたいと思います。

LEGOLAND JAPAN(レゴランド)ガラガラとネットニュースになってしまっています、、、なぜ、集客力がなかったのか考えてみた。悲しい。。。

 

getnews.jp

4月1日に正式オープンしたLEGOランドですが、初日から目立った混雑なしや、Twitterを中心とするSNSやネットニュースなどで、オープンして間もないのにガラガラすぎると話題になっています。

また、テーマパーク特有の強気の料金設定など(特に食事料金)が批判の的にもなってしまっており、特にオープン後に目立ったメディア露出もなくどうしてもレゴランド側の宣伝が後手に回っているように感じます。

海外から輸入してオープンしているユニバーサルスタジオジャパン東京ディズニーランドのオープン時などと同じようにサービスの感覚が海外感覚のまま日本に上陸しているため、オープン時はそういった日本人独特の顧客が求めるサービス感覚の差が大なり小なりあり、悪いところは叩かれる風潮はあるかと思います。そこで日本にあうサービスにマイナーチェンジをすることで両者は成功してきた経緯があります。

しかし、日本2強のテーマパークオープン時とLEGOランドオープンで決定的に違うのはインターネットの影響力だと思います。
ディズニーランドの際はもちろん、PCすら普及してなくテレビや雑誌での評判が集客の決め手になっていたかと思います。同じくユニバーサルスタジオジャパンも2001年開業でインターネット自体は普及していましたが、まだメディアとしての影響力は微々たるものでした。

そして、レゴランドですがネットの影響力がある状態での開業です。SNSで検索をすれば一発でお客さんの反応がわかります。そして、今までだと個々の口コミで収まっていたものがネットで束になり、それがメディアとして一気に多くの人に知れ渡ってしまいます。

現代はそれを打ち消すだけの宣伝をしなければオフィシャルとしての影響力が出ないのではないかと私は思います。

たとえば、オープン前にCMなどで多少テレビ露出があったものの、どのような場所であるかを示す宣伝が少なかったように感じます。

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※上記動画が公式TVCMです。

また、4月1日のグランドオープン前に3月18日から3月21日の期間で年間パスポートを購入したお客さん向けにプレオープンの期間がありました。
LEGOが好きで一刻も早くいきたい人は年間パスポートを購入して、この期間に集中していたと思われます。
なので、仮説にはなりますが、4月1日のグランドオープン時には元々LEGOの熱狂的なファンであるお客さんがあまりいない状態で迎えているという見方もできますし、地元のお客さんもすでにプレオープン期間で楽しんでしまったため、グランドオープン時にはあまり集客できなかったという見方もできるかと思います。

その他、グランドオープンから天候に恵まれている日が少なかったり、春休み終了間際であったり、本格的な観光シーズンではないことなど要因はあるかと思いますが、一番の要因は熱狂的なLEGOのファンでないライト層への宣伝がイマイチ浸透していないのと、あらゆるものが高いと口コミで広がりすぎているのがあまり混雑しなかった要因だと勝手に考えてしました。

それでは今回もこれでお開きです。

 

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