スペースワールドの閉園を知らせるCMが開き直りがすごくて話題に。ポジティブシンキングでいいね!
最初はオープン時の映像が流れ、27年間の閉園を惜しむような暗めのテイストで動画が始まります。
1990年にオープンした時の映像やスタッフがアトラクションの点検、ショーの練習など努力をされている映像がピアノ演奏とともに哀愁を漂わせています。
「オープンを覚えてくれているすべての人」
「27年間一度でも遊びに来てくれた人」
「すべての人にもう一度来てほしい」
「閉園申し訳ありません」
「でも、最後まで頑張ります」
ここまでで泣けます。しかし、、、。
「ということで・・・」
前半の感動演出は盛大なフリだったのです。
あまりにも前向きな姿勢に思わずやられてしまいました(笑)
最後はグランドファイナルを告げているのに合わせて、軽快に「なくなるョ!♪」と音楽が流れます。
開き直りがすごくて、ポジティブに持っていく演出に圧倒されました!
閉園は寂しいですが、こんなに明るいとつい行きたくなってしまいますね。
直前にはスケートリンクの問題などありましたが、問題は別にしてスケートリンクやこのCMなど斬新なアイデアであふれているテーマパークだったんだなとこのCMみて合点がつきました。
バブル期、全国にこういったテーマパークがたくさんできましたがどれも短命で今まで残っていること自体が奇跡に近いところもあります。
生き残りのため、さまざまな工夫をして集客につなげようという姿勢が今でも生き残っているテーマパークにはスピリットとしてあるのかもしれません。
それでは今回もこれでお開きです。
※関連記事