【Minecraft】マインクラフトが小学生の間で大ブームになっている理由を考えてみた。PDCAサイクルを回すことができる小学生になれるかも?
言わずと知れた超大ヒットになった(Minecraft マインクラフト 以下「マイクラ」と書きます)ですが、数年前から小学生の間でもヒットし始めたというニュースや、書店に勤めていた当時、マイクラ関連本が大人向けから子供向けにシフトしてたくさん登場したのに驚きました。
最初はPC版のみでしたが、家庭用ゲーム機(PS4、XBOX ONE、Wii U、3DSなど)やスマホ、タブレットでもプレイできるようになりました。
シンプルなゲーム性と家庭用ゲーム機やスマートフォンでプレイできる敷居の低さもヒットのひとつの要因になっていることでしょう。
また、複数人でオンラインプレイすることも可能になっているため(家庭用ゲーム機は同じ画面でわいわいプレイすることも可能)
そして、もっとも重要な要因として自分の目標設定によってゲームのやり方が大きく違ってくることも一つといえます。
まず、マイクラがどのようなゲームなのか以下にまとめてみました。
●概要●
ゲームの世界は四角いブロックで表現されており、ブロックを壊すと現実世界のように木は木のブロックとして取ることができますし、土は土ブロックとして取ることができます。つまり、ブロックをとると何らかの形の資源として回収することができます。
ストーリーが設定されている世界ではありません。そのため、ランダムに生成された広大な世界で自給自足をし、冒険したり、開拓したりすることを楽しみます。
また、ファンタジーの要素として、夜になるとゾンビなど、襲ってくる敵キャラクターも登場します。
●ゲームモード●
2つのモードがあります。
・サバイバルモード
活動していると人間のように空腹になるので、食材を確保するために動物を狩るための道具や農業をするための道具を自分で材料を確保して一から作らなければならないモードです。
・クリエイティブモード
LEGOブロックのように自由にブロックを組み合わせて建物などを作るモードです。サバイバルモードのように自給自足をしなければならないということはありません。
このようなゲームになっています。
人間の普遍的なものである「自給自足」と「創造力」の二つが組み合わさっている最強のゲームだと思いませんか?
既存のマリオやドラゴンクエストなどのゲームは決まったコース、ストーリーをたどっていき、物語が終われば「クリア」となります。しかし、マイクラは終わりがありません。作るとしたら自分で目標を作るしかないでしょう。
また、ゲームをしながらPDCAサイクルを回すことができるようになりそうです。
P plan(計画) まず家を作り、一夜を安全に過ごすことができる拠点をつくる。
D do (実行) 家を作るために資材を集め建築する。
C check(評価) できた家がその場しのぎなので家が小さいので置きたいものが置けない。
A Act (改善) 家を増築、または別の家を建てたい。
P 増築する家の大きさと回収する資源の数を考える。
・・・
という風に見事にPDCAサイクルを回すことができていますよね。これを小学生で体感できるゲームはなかなかないと思います。
また、マイクラには「レッドストーン回路」と呼ばれる、電子工作を再現することができる仕組みがあり、工夫次第で自動装置を作り上げることができます。(参照:【マイクラPE攻略】レッドストーン回路 入門編 | AppBank – iPhone, スマホのたのしみを見つけよう)
想像の幅が無限に広がっているわけです。なので大人にも大ヒットしているということです。本来は大人向けに開発されたソフトですが、それに子供がついて言っているという感じでしょうか。
これから、Minecraftをお子さんに買うことを考えている親御さんでしたら、迷わず買ってあげていいと思います。ほかのキャラクターもののゲームと生涯学習という意味で価値が違うと思います。
それでは今回もこれでお開きです。
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