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ぼさとの定規

元書店員ぼさとが社会のこと、書店のことなど、思ったことを書いていきたいと思います。

24時間営業がようやく縮小する流れになっていますが、止めてしまって正解だと思う理由

 

最近、電通社員の自殺関連などで企業のブラックなところを淘汰しようと、いろんな動きが少しずつ出てきています。(個人的にはこんなもんじゃまだまだ足りない気がしますが、、、)

その中でも飲食、小売りの24時間営業について、是正が問われているようです。

toyokeizai.net

ざっと調べたところ、最初に24時間営業をし始めたコンビニは1975年のセブンイレブンで、スーパーは1979年の丸和が始めたようです。(日本初の一覧 - Wikipedia - 小売施設)おそらく、ほかの業種もこの時期くらいから、24時間営業を始めて、日本中に24時間病が蔓延していったのでしょう。

 

おおよそやっているところはあまり採算が取れず、むしろ、従業員の深夜割増や維持費に対して、売上が見込めないので経営で足を引っ張っているケースが多いみたいです。24時間営業をやる理由としては24時間いつでもやっているというブランドイメージを作り、深夜以外の他の時間への集客する目的があるようです。結局は「便利」というブランドを売りたいだけのようです。

 

今回縮小する流れになっているのは、年々上がる人件費が膨大になっていること、労働人口の減少により、従業員を確保することができないことが主な要因に挙げられています。

 

表向きの理由は、労働環境の改善だといっていますが、結局は金儲けでしか考えていないように感じます。また、世間体をみて、24時間営業=悪である。という流れになりえる状況までになってきています。そうなると、今まで、24時間営業することで「便利」というブランドイメージを売っていたものが、24時間営業やっているということは、「便利だけどブラック企業」だから買いたくない。といった、マイナスイメージになりつつあります。

つまり、今まで40年近く続いた「便利」というブランドイメージは崩壊してしまったということになります。

 

正直、世界的にみても24時間営業、24時間眠らない街は異端の部類になります。ドイツでは閉店法(閉店法 - Wikipedia)という法律でインフラ関係以外は厳しく営業時間を定めています。

 

日本もすべての24時間営業をなくせとは言いません。しかし、現在の過剰な24時間営業は止めるべきだと思います。

結局、労働者は守らず、使い捨てにしてきた、「人を大事にしない」企業がこれから、岐路に立たされることになりそうです。人材不足を理由にするなら、なぜ過酷な状況で安い人件費だけで、変わりはいくらでもいるといった価値観で従業員を定着させなかったのでしょうか。

これからは、人を大切にする企業が自然と生き残り、上記の企業は自滅の道に進むことでしょう。

 

宮沢賢治の「オツベルと象」のような結末になりそうですね。

宮沢賢治 オツベルと象

 

24時間営業をするには、まずは従業員を幸せにしなきゃいけないってことです。それができなきゃしなきゃいいだけだと思いました。

 

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